耳の病気 | 難聴

難聴

難聴

症状と原因

難聴は全く聞こえなくなることではなく、聞こえが悪くなる状態を指し、難聴には様々な種類があり、原因にも様々な種類があります。
ここでは主に加齢によるいわゆる老人性難聴について取り上げたいと思います。
個人差はありますが、加齢とともに高音域から聞こえが悪くなり、次に日常会話の音域帯、そして低音域へと難聴が広がるパターンが多いようです。
また、音域の聴こえの悪さとは別に、音は聞こえるが言葉の聞き取りの能力が低下することによって実質的に生活に支障をきたすパターンもあります。

診断

まずは耳垢が溜まっていれば難聴になりますし、中耳炎を起こしていれば難聴にもなります。
診察した後、聴力・鼓膜の動きの検査などで聞こえの状態を把握します。

治療方針

中耳炎など原因となる疾患がある場合にはその治療を優先し、治療で改善できないと考えられる難聴であれば、聴力の程度、日常会話の聞き取りの状態によって補聴器をお勧めする場合があります。
難聴になったとしても補聴器を装用するまでには至らない程度であれば、定期的に聴力を測定して頂くことをお奨めします。
また、補聴器装用の場合には周囲の方のご協力も必要ですので、以下の「会話の際の注意点」などをお伝えします。

補聴器を装用される方へ

  1. 補聴器をつけたとしても難聴の無い人のように完全には聞こえるようになりません。
  2. 補聴器をつけたときの音は今までの自分が聞いていた音とは少し異なることがあります。
  3. 上手に補聴器を使いこなすには練習(慣れ)が必要です。補聴器を十分に使いこなすのに数か月~1年半程度かかります。その間、自分の耳に合うように補聴器の微調整が必要です。
  4. 補聴器で上手に聞くためには話し手さんにも協力していただく必要があります。
  5. 始めは色々な音が入ってきてうるさく感じられますが、身の回りの音なので聞いていることで徐々に音の存在に慣れてゆきます。

会話の際の周囲の方への注意点

  1. 補聴器をつけたとしても難聴の無い人のように完全には聞こえません。
  2. そのため、ゆっくり・はっきりと話しかけましょう。
  3. 必ず対面で相手が聴く態勢ができてから話しかけましょう。
  4. 補聴器を使っていれば大きな声での会話はあまり必要ありません。大きすぎる声は却って音が割れて聞き取りにくくなります。
  5. 必要に応じて筆談を交えるとより意思の疎通が取りやすくなります。

補聴器装用について

補聴器はどれでも良いということはなく、ご自身の聴力に合わせた補聴器を装用することで効果が期待できます。
当院では認定補聴器技能者による補聴器のフィッティングや適合検査、メンテナンスが可能です。

疾患Q&A

難聴について浮かんでくる疑問や心配の数々・・・。
あいばクリニックでよくお受けする質問をまとめてみました。

加齢で難聴になると聴力が回復することは無いのでしょうか?

残念ながら目が老眼になるように、加齢に伴い耳が難聴になることは生理的変化のため、改善することはできません。
しかし補聴器を装用することにより、ご自分の聴力に適性に調整し、練習することで日常会話のしやすさは高い確率で改善できます。

難聴と一緒に耳鳴りもあるのですが診てもらえますか?

耳鳴の多くは聴力障害に伴う症状の一つですので、難聴に伴って耳鳴を生じることは非常に多いケースです。
ですから、耳鳴りそのものは重篤な病気ではなく、耳鳴りによって他の疾患が引き起こされることはありません。
耳鳴りを完全に消し去ることは難しいですが、難聴への対策をすることによって、耳鳴を小さく感じるようにコントロールすることを検討していきます。
また、耳鳴にも様々な原因がありますので、その方の耳鳴の症状の出方により補助的に内服処方を行うこともあります。

補聴器はそちらで販売していますか?

補聴器は医療装用具であるので、特殊な例を除き医療機関での販売はできません。
当院では認定補聴器技能者がご本人に合わせた補聴器の調整を行い(フィッティング)、補聴器装用時の効果(適合判定)を2~3カ月体験していただきます。
その後、補聴器を装用するかどうかを決めて頂いています。
(購入に際しては認定補聴器技能者のいる販売店での購入をお勧めしています。)

難聴は放っておくと進行しますか?

年齢を重ねるとともに加齢性難聴は徐々に進行していきます。
個人差が大きく、その進み具合は一概にどのくらいの速さで、どの程度でとは言えません。
遺伝的要因のほか糖尿病、動脈硬化、腎障害、心循環器系疾患、肥満、脂質異常症などの全身性疾患のほか喫煙、音響・騒音暴露などが難聴進行のリスク要因として報告されています。
健康管理を適切に行うことが難聴進行の予防策と言えるでしょう。

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